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フェルト:VR | 60

フェルト:VR | 60

フェルト「VR60」とは?

フェルト「VR60」はアメリカカリフォルニア州アーバインに拠点がある自転車メーカーから提供されるVRシリーズの一つです。
いわゆるシリーズものの一つなので、「VR60」以外にも「VR40」や「VR Advanced105」などのモデルがあり、「VR60」はシリーズモデルの中でも最も下位なグレードになっているのです。

創業者であるジム・フェルトは日本メーカーのホンダやヤマハなどでモーターレースのメカニックとして働いていたのですが、そこで培ったオートバイフレーム製作技術を用いて自分が乗るためのトライアスロン用の自転車フレームを自作するようになりました。
自作された自転車のできがものすごく良かったためにとても注目を集め、フレーム製作依頼が一気に集まってしまったのです。

そういった経緯からあれよあれよと独自ブランドを立ち上げるに至ったフェルトはアメリカとヨーロッパ向けのロードバイクやBMXやマウンテンバイクなどを手がけるようになり、この「VR60」はハイスピードなトップレース以外にもオフロードや街乗りまで幅広い活躍を期待されたVRシリーズの一つとなっています。

フェルト「VR60」の性能について

VRシリーズでは最も低いモデルである「VR60」ですが、フェルトの経験がしっかりとイカされたバイクに仕上がっており、性能面での遅れを感じることは一切無いでしょう。
それこそハイモデルの長距離走行やハイスピード走行と比較するのは酷ですが、街乗り・通勤・買い物などの日常生活を営む上では全く問題ない仕上がりとなっているのです。

一般的なロードバイクよりも太めの28mmタイヤ、制御力が高く悪天候にも左右されにくいディスクブレーキ、アルミのフレーム、カーボンのフォーク、メインコンポはシマノのクラリスといた仕上がりで、ボトムブラケットの規格はJISスレッドになっています。
BB規格は戦国時代の様相を呈しており、独自規格が乱立することが問題視されていますが、JISスレッドなら昔から使われている規格になるのでトラブルも少なくメンテナンス頻度も減るでしょう。

フェルト「VR60」の魅力は?

フェルト「VR60」の魅力はVRシリーズに属しているだけあり非常に高性能に仕上がっていることです。
ベストセラーバイク Zからの引き継がれている部分が多いVRシリーズはどこでも走れる走破生が魅力でしたが、ディスクブレーキ化したことでその魅力は顕著になり振動吸収性も高めなのでちょっとした段差も問題なく走り抜けることができます。
グレードは一番下のVRとなっていますが、ジオメトリーが共通なのでこだわりの一つであるサイズ専用設計もきちんと成されているのも魅力となっているのです。

安定感抜群のロードバイク

速く走ることが目的となることが多いロードバイクですが、こちらは様々な場所で走ることが可能なロードバイクを目指して設計されているだけあってどんな場所でも低速域でもハンドルがふらつかずに安定性が高いのも魅力となっています。
この安定感の高さは随一ですので、使い勝手の良いロードバイクを求めている方なら一度は手に持ってもらいたい一台となっています。