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雨の日は頭が痛くてつらい

雨の日が憂鬱なワケ

雨が降る日はなぜか頭が痛くなるので、梅雨の時期は本当に憂鬱です。
逆に、「ちょっと頭が痛いな」と感じる日に雨が振ったりと、頭痛と雨の間には何らかの関係があるとしか思えません。
天気が悪いと身体が不調になりやすいと言われていますので、頭痛だけではなく、腰痛や膝関節痛などにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
なぜ雨の日に頭痛は起きるのか、また対処法はあるのかなど紹介します。

雨の日に頭痛が起きる原因

雨の日は気分もどんよりしがちですが、頭痛がする、身体がだるくなるという方も少なくないでしょう。
女性に多い症状と言われていますが、生理によるホルモンバランスの崩れが原因である可能性もあり、さらに雨の日に頭痛が起こる原因は複数考えられますので一概には言えません。

雨の日=低気圧によって、頭の血管が拡張するために頭痛が起きやすいと言われています。
低気圧になると頭の中に張り巡っている血管が拡張し、顔の感覚に影響を与える三叉神経を刺激しますので、これがズキズキと痛む偏頭痛を引き起こす原因となります。
あるいは、低気圧が身体の血圧にも影響を与え、低血圧により頭や首、肩周りが血行不良を起こして筋肉がこわばることから「緊張型頭痛」が起こっているという味方もあるようです。

人によっては低血圧が原因で交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうことがあります。
結果として体調が悪くなり、頭痛を引き起こすケースです。

雨の日の頭痛対策

雨の日の頭痛を少しでも和らげる対策としては、日頃から生活リズムを整えておくことが大切です。
栄養バランスのとれた食事に十分な睡眠時間の確保、ストレスは溜めずに発散するなど、心も身体も健康な生活リズムを心がけましょう。
自律神経が安定していれば、天気が悪くなっても体調に影響を与えなくなるでしょう。

また、雨の日の頭痛について、自身で理解しておく必要があります。
雨の日のどのような状態のときに頭痛が起きやすいのか、症状の傾向などを分析するのです。
敵を倒すにはまず敵を知ることと言いますが、頭痛の傾向がわかれば心構えをすることができます。

頭痛が起きてしまったときには、頭痛薬を飲んだり、患部を冷やす・温める対処方法で対応しましょう。
日常生活や仕事に支障が出てしまう場合、頭痛薬を服用して痛みを抑える方法が用いられます。
ですが、あまりに鎮痛薬を多用してしまうと、少しずつ効きにくくなりますので注意が必要です。

血管の拡張が頭痛の原因なら、患部を冷やして血管を収縮させる方法が向いています。
逆に緊張性頭痛であれば、首や肩に温タオルなどを置いて温めると、血行が良くなり改善される可能性があります。