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世界初の「盗めない自転車」が出たらしい

ハンマー

絶対に盗難に遭わない自転車

盗難、自転車を保有されている方にとって、このトラブルは一番頭を悩ませることです。
ママちゃりと呼ばれる、ごく一般的に販売されている自転車は1万円ほどで購入できるものがほとんどですが、通勤などに利用されている自転車などは高いものだと何十万円もすることがあります。

こんな自転車を盗まれたらショックなんていうモノじゃありません。
どんなに強固なカギをつけても、鍵を壊されたりして盗まれてしまうこともあります。
結局、自宅などにしっかり保管しておくか、どこが外出先に置くとしても本当に気を付けて鍵をかけるなどしなければなりません。

しかし、そんなトラブルを必要としない、「壊さないと盗めない」という自転車が誕生したのです。
その自転車は、Yerkaという自転車でフレームを分解し、U字ロックをかけるように柱などに固定する自転車です。
つまり、自転車そのものがカギになっているということです。

分解可能なフレームを鍵に

この自転車はチリに暮らす若者3名によって開発が進む自転車で、「分解可能な自転車のフレームを大きな鍵のように利用し、柱の周りにはめ込んで、開錠はスマートフォンで行うという自転車なのです。
なるほど、それは画期的な自転車だと感じますが、特別なことではなく発想の転換を行っただけ、という気がします。

しかし、Yerka考案者からすれば、未来の自転車といってもいい素晴らしい自転車だと話します。
この素晴らしい自転車は国から資金援助を得ることができ、盗難不可能な自転車として300代が生産されるということになったのです。

盗むためには破壊しかない

この自転車には泥棒が近づかないといわれます。
なぜなのか?というと、この自転車を盗むためには、「破壊」以外ないからです。
しかし、チェーン、南京錠などでロックされていることもなく、自転車に何をすることもなく施錠できるというのは、非常に画期的なことです。

スマホのブルートゥース機能でスマートに鍵をかけて、スマートに施錠をとく、これは非常に未来的です。
鍵を別に持っておく必要もない、アイテムは自転車だけでいいのです。
大切な自転車を盗まれないために、こうした開発を行ったことはとても素晴らしい事です。
自転車を利用する人が多くなっているというのは日本も同様です。
自転車を安全に乗る事ができる、安心して老いておくことができるということ、それができるようになるのなら、自転車の世界はもっと広がるでしょう。

彼らのこのアイデアをグローバル事業にするために新しい投資家を必要としていると伝えています。
チリで若い人がこうした未来の自転車を作り上げる努力をしているということに、きっと目を向けてくれる資産家が現れるでしょう。